突然ですが、しがは昔、水産学部に所属しておりました。
（暇な森林学部、楽な水産学部→略して
ヒマリン、ラクスイ(^^;;）
ラクというより、楽しい！の楽でしたが。

（イカ一ぱい渡されてスケッチとか、
製造実習で竹輪やシーチキン作ったりとか）

まぁそんなわけで、水産物は全て好きです。
そして、かなりなまこが好き
→患者さまと話していて、なまこ食べたことない！
と仰る方ばかりで、ちょっとびっくりしたというか、
己の悪食さ加減に驚くというか。
ちなみに我がsekimuraの畑中先生は
元築地の女（≧∇≦）ですので
海産物にはちとウルサイですよ。

で、なまこのお話。
先日、中国人のお友達（臨月）が
産後に食べると、回復が早くなるので
義理の母に買ってきてもらったと、
キラキラの箱に入った干しなまこを
見せてくれました。

なんでも1箱、10万円以上するらしいんですわ・・・

こんな感じ。親指くらいのサイズ。

これを一週間くらいかけて戻して
煮込みにして食べます。
（ちなみに、北京同仁堂という老舗の漢方やさんのものだそうです。
そこのは高いけど、信頼できるそう。
でも10万って…(^^;;リラじゃないよね）

古代中国の文献によりますと
なまこは
・腎精を補し、髄を益す。痰と涎を取り除き、小便を調整する。
血を生成し、陽気を強壮する。潰瘍表面の虫毒を取る。
とされています。（本草網目）
また
・産後、病後、衰弱後、勃起不全による
不妊の全てによい
そうです。

なまこは高麗人参と同じくらいの薬効があるとされています。
（ですから海の人参と言われています）

高級な中華料理なんかで
なまこの煮込み料理
食べられます

中華街なんかに行って、メニューにありましたら
ぜひ召し上がってくださいね

中華圏なんかでは、割とメジャーな料理で
知らずによく食べていました。
（ぷるっぷるで、味がしみてて美味しいです）

一回、干しなまこを買って
調理してみたいんですけどね
高い！んですわ

いつか買って、調理トライしたら
作って見たよ！にアップしますねー！

あー、食べたくなってきました！！

（余談ですが、我が家はお正月に
なまこ一匹買ってさばいて食べます。
切りたては、すんごい歯ごたえで美味しいですよ。
えぇグロいです。人生慣れたもん勝ち！）