院長プロフィールProfile
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師
経歴・保有資格
国家資格免許:はり師 きゅう師 あん摩マッサージ指圧師東京医療専門学校 鍼灸マッサージ教員養成科 婦人科疾患講師
日本生殖医学会(旧 日本不妊学会)会員
日本鍼灸師会・東京都鍼灸師会会員
日本東洋医学会会員
関西学院大学卒業
東洋鍼灸専門学校平成9年卒業 同年国家資格取得
子供3人。
メッセージ
NHKで、中国の新疆ウイグル自治区のトルファンを見たことがあります。ほとんど雨が降らないところなのに、ブドウ畑がたくさんあります。 どうしてなんだろうと思って見ていたら、地下に水路があるんですね。 カレーズというそうです。
山のほうから来た水を地下に流して、そこから必要な場所に水を引いて田畑を潤していきます。
これを見ていて、 からだもこれだよね。 と。
私は鍼をするときに、筋肉を一つ一つ分けて診ているわけではありません。 もちろん筋肉も関節も診ます。 でも、手でからだを診ていると流れがあります。 私はそれを気の流れと考えています。
大きな川がからだの中にあって、そこから水を取って、それぞれの場所に流しているような感じです。 ただ、全部がきれいに流れているわけではありません。 どこかから漏れてしまっていることもあります。 漏水みたいな感じですね。
手でからだを診ていると、その漏れ出しているものを感じます。 東洋医学では邪気という言い方をします。 邪悪なものという意味ではありません。 本来ならそこから漏れ出さないものが、うまく流れずに漏れてしまっている。 そんな感じです。
もう一つは、砂防ダムみたいに溜まりすぎている感じです。 水も土砂も、ごみも溜まり続ければ流れが悪くなります。 さらに溜まれば、どこかからあふれます。 からだも同じです。
だから、痛いところに鍼をすればいいわけではありません。 硬いところならどこでもいいわけでもありません。 からだの表面に反応が出ていても、 ここじゃないな。 というところがあります。
反対に手で追っていくと、 ここだな。 というところがあります。 そこは分かります。 漏れているのか。 溜まっているのか。 何かが流れを邪魔しているのか。 それを手で探していきます。 鍼治療でしていることは、そこに溜まっているものを取り除いて、また流れるようにすることです。 砂防ダムに溜まった土砂やごみを取り除くような感じです。
水が流れれば、その先の田畑はまた潤います。 からだも同じだと思っています。 痛い場所だけを診ているわけではありません。
どこから来ているのか。 どこを通っているのか。 どこで漏れているのか。 どこで溜まっているのか。 私はそこを手で診ています。
これは不妊治療だけの話ではありません。
私がしている鍼治療の土台は、まずからだ全体を診ることです。 痛いところだけ。 卵巣だけ。 子宮だけ。 という診方ではありません。
からだ全体の流れを診て、漏れているところ、溜まっているところ、流れを邪魔しているところを探します。 まずここを整える。 これが私の鍼治療の土台です。
当院の不妊治療は、この土台の上に不妊治療のための治療を載せていきます。
採卵なら採卵。 移植なら移植。 卵のこと、子宮のこと、その時に必要な治療があります。
でも、その治療だけをしているわけではありません。 まずからだ全体を診る。
その上に、その患者様に今必要な不妊治療を重ねていく。
だから少し特別な治療になります。 私は不妊治療だけをしているという感覚ではありません。 からだそのものを診て、その上で妊娠に必要な治療をしています。

