個人情報保護が出来ている?施術所を開設するとき気にしたこと

2022年6月11日

施術所を開設するとき気にしたことがあります。

会話が筒抜けの場所で治療を受けて落ち着かなかった経験から(自分が話すのは気にならない性格なのですが、他人の相談事と世間話が寝ていても聞こえてくるのが頭がリラックスできずどうも落ち着かないのです)

「どうにか声が聞こえづらい環境を作ってリラックス効果とプライバシーを守ることをしていこう。」というのを目指しました。

ですので今の鍼灸治療院は声が聞こえないように、個室で。リラックス出来るように音楽を小さな音で流すようにしています。

やりすぎかもしれませんが、自分の経験から最良な環境を目指しました。

隣の部屋の声が聞こえてきたり、ましてや隣がカーテンだとどうですか?

いろいろな治療どころがあっていい悪いがあるとはいえ、身体の相談事が特に不妊や病気の話は聞かれないほうが安心ですよね?

個人情報保護が出来ている治療院で、なんでも相談できる治療院を目指しています。

もちろんそれには相談事に応えられないと話にならないですから、勉強量が半端ない全分野を目指さず、自分が得意な解剖、生理学、婦人科に特化し25年間深化させてきました。それ故に今は筋肉骨格運動器系と婦人科系を基本とし、派生の免疫学・栄養学を深化させた鍼灸治療を行っています。

国家資格は3年間の専門学校にて東洋医学専門知識の習得および卒業試験とその後国家試験に合格して得られたものなのでそれだけでもかなり違うのですが、加えて臨床の経験数が技術職には求められます。自らが施術にあたった25年という歳月が今の施術になっています。

まだまだ至らないところだらけではあります。特に心のケア。これは修業が足りない部分であると自覚もあります。 早く治してあげたい、体を良くしたいという気持ちが強すぎて、あれもこれも話過ぎる傾向にあり、悪い所を見つけたら全部指摘してしまいます。(治していくには治療に頼りきりではなくご自身でのケアも大切です)それが負担をかけることになりすぎたり、時間内に現状とこれからの方針を医学的に説明を話す必要があるために早口になりすぎたりです。

原因不明のものはあるでしょうが、知識があれば結構な割合で不安は無くなります。患者様ご自身では西洋医学の場合はインターネットで手っ取り早く調べようとせずに、医師や専門家が臨床医に向けて書いた書籍を本屋で見るようにしましょう。沢山の専門書があります。例えば下記のようなものです。なぜドクターがこの薬を処方したかなどの理解が出来ると安心ですし、考え方が分かるとドクターと話しやすくなるという可能性もあります。自分の身体を血液検査結果から「脳 卵巣 子宮 炎症 免疫」等どこが標準と違うのか(よく当院では患者さんとの会話に出てきますよね)理解して結果、早期に妊娠につなげていける秘訣は実はこういうところにあります。病院選びも自分に合うところが見つかるかは自分の身体を知ることからなのです。時間が限られた不妊治療は自ら学びそして確認のために専門家に相談するということの繰り返しで結果を出していけるのです。

関村

 

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