骨盤の歪みは妊娠に関係するか?
骨盤の歪みって良く耳にはしますよね。
今回はそんな骨盤の歪みによる妊娠について考えた記事です
骨盤の歪みは妊娠に関係するか??
私は関係していると思います。
骨盤は、仙骨と左右の寛骨からなります。
簡単に言うと、腰に両手を当ててみると、出っ張った硬い部分がありますよね?それが骨盤です。
骨盤の空間には膀胱や腸などがあり、子宮も存在します。
骨盤の歪みが妊娠と関係していると思う理由の一つが、この位置です。
骨盤が閉まるように歪めば、空間が狭くなり、狭くなれば血流が悪くなる可能性があります。
逆に緩みすぎてしまうと、下垂する可能性もあります。
また子宮や卵巣は、骨盤についている靭帯などによって固定されています。
見づらくてごめんなさい。
写真はお腹を上から見た図です。
①子宮円索→円を描くように子宮を前方へ固定
②固有卵巣索→子宮と卵巣をつなぐ、子宮の側方固定を行う
③仙骨子宮靭帯→後方で仙骨と子宮を結ぶことで固定する
④卵巣提索→卵巣と骨盤の側壁をつなぐ
⑤卵巣広間膜→子宮と骨盤壁を結んでいる
細かく書きましたが、要するに骨盤からの靭帯や索で子宮、卵巣は固定されてるということです。
ということは、骨盤の歪みで子宮と卵巣に影響が出るという事です。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師