深部を温めて「巡り」を助ける遠赤外線の温熱療法
サンビーマーとは:深部を温めて「巡り」を助ける遠赤外線の温熱療法
冷えは、妊活中の方がよく悩まれるテーマの一つです。
「手足が冷たい」「お腹が冷える」「夜になると足が冷えて眠れない」など、体感として分かりやすい一方で、どう対処するかは迷いやすいところでもあります。
当院では、妊活中の体づくりの補助として、遠赤外線の温熱機器 「サンビーマー」 を使用しています。
深部をじんわり温めて、巡り(血流)をサポートすることを狙った温熱療法です。
サンビーマーで「何をしたいのか」
当院が温熱療法で大切にしているのは、派手な刺激ではなく “環境”を作ることです。
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冷えが強い
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緊張が抜けにくい
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眠りが浅い
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下腹部が冷えやすい
こうした状態が重なると、妊活に限らず、体は「回復モード」に入りづらくなります。
サンビーマーは、遠赤外線の温かさで体をじんわり包み、温まりやすい方向へ体を向けることを目指します。
「学会発表・症例報告」が導入の決め手でした
サンビーマーは、妊活領域でも学会発表や症例報告(症例のまとめ)があり、反復不成功例などで検討されている経緯があります。
当院が導入を決めたのも、こうした報告が積み重なっている点が大きな理由でした。
たとえば、メーカー側の資料では以下のような学会演題が紹介されています
第122回 日本生殖医学会(関東地方部会)「遠赤外線治療が有効であった不妊症例」
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第74回 日産婦愛知地方部会「遠赤外線照射による卵胞発育への補助効果の検討」
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遠赤外線治療を継続した患者の身体的・精神的変化やART成績についての報告(学会資料)
当院としては、これらを「万能な治療」としてではなく、体づくりの補助の選択肢として位置づけています。
どんなふうに受けるのですか?
サンビーマーは、横になって遠赤外線を当て、深部までじんわり温まる感覚を狙います。
熱さで我慢するような温め方ではなく、心地よさを基準に調整します。
鍼灸や他のケアと組み合わせて、冷え・緊張・睡眠の質など「土台」の部分が整いやすいように設計します。
注意点(安全のために)
温熱療法なので、以下は必ず確認します。
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熱さが苦手、皮膚トラブルがある場合は遠慮なくお伝えください
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低温やけどを防ぐため、温度・距離・時間は調整します(機器側にも安全設計の説明があります)
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治療中の方は、主治医の方針を優先してください(当院は補助的位置づけです)
まとめ
サンビーマーは、遠赤外線で深部を温め、巡りをサポートする温熱療法です。
妊活領域でも学会発表や症例報告があり、当院では「体づくりの補助の選択肢」として導入しています。
冷えや緊張が強い方ほど、まずは「整う環境」を作ることが大切です。
無理のない形で組み合わせ、続けられる方法を一緒に考えていきます。
※本記事は一般的な情報で、治療効果を保証するものではありません。治療方針は主治医の指示を優先してください。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


