患者さんを診てるととても多くの方に左右の足の長さが違うかつま先の開きに左右差があります。 腰痛や肩凝り頭痛の原因にもなってますが鍼の適応です。
足の長さやつま先の向きの左右差が、腰痛・肩こり・頭痛につながることがあります
患者さんのお体を診ていると、とても多くの方に、左右の足の長さの見え方の違いや、つま先の開き方の左右差があります。
「足のことなのに、腰や肩や頭と関係あるの?」と思われるかもしれません。
でも実際には、こうした左右差が、腰痛・肩こり・頭痛につながっていることは少なくありません。
まず大事なのは、どこに原因があるかを見ることです
足の左右差があるとき、原因は一つではありません。
当院では、
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足首なのか
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膝なのか
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股関節なのか
といった点を丁寧にみていきます。
足先だけを見ても、原因は分からないことがあります。
本当は足首の硬さが影響しているのかもしれませんし、膝のねじれかもしれません。
あるいは、股関節の動き方のクセが大きく関わっていることもあります。
つまり、結果として足の長さやつま先の向きに差が出ていても、原因は別の場所にあることが多いのです。
左右差のある姿勢で生活すると、その姿勢に合った体になっていきます
人の体は、毎日の使い方に合わせて少しずつ変わっていきます。
たとえば、足の長さの見え方に差があるまま生活していると、いつも同じ側に体重をかけやすくなります。
すると、その姿勢に合うように筋肉がついていきます。
言い換えると、左右差のある筋トレを毎日続けているような状態です。
その結果、
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片方の足だけ筋肉が張りやすい
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片方の脚だけ太く見える
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片方のつま先だけ外を向きやすい
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骨盤や背中のバランスが崩れていく
ということが起こります。
最初は足元の問題でも、それがそのまま続くと、やがて背中や肩の筋肉にも左右差が出てきます。
そして最終的に、腰痛・肩こり・頭痛へとつながっていくことがあるのです。
痛い場所だけ治療しても、戻ってしまうことがあります
腰が痛いから腰だけ。
肩がつらいから肩だけ。
もちろん、それで楽になることもあります。
ただ、足首・膝・股関節などの影響で体のバランスが崩れている場合、痛い場所だけ治療しても、また元に戻ってしまうことがあります。
だからこそ大切なのは、どこがスタート地点になっているのかを見つけることです。
鍼で整えると、腰痛・肩こり・頭痛まで変わることがあります
鍼治療では、硬くなった筋肉をゆるめたり、動きの悪い部分の負担を減らしたりしながら、体の使い方の偏りを整えていきます。
足首、膝、股関節まわりのバランスが整ってくると、結果として
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腰の負担が減る
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背中の張りが楽になる
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肩こりが軽くなる
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頭痛が起こりにくくなる
という変化が出ることがあります。
もちろん、すべての腰痛や肩こりや頭痛の原因が足にあるわけではありません。
ですが、足元の左右差が大きく関係しているケースは意外と多いのです。
こんな方は、一度みてみる価値があります
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靴底の減り方が左右で違う
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片足にばかり体重をかけて立っている
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つま先の向きが左右で違う
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写真を見ると肩や骨盤の高さが違う
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マッサージをしてもすぐ戻る
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腰痛、肩こり、頭痛をくり返している
こういう方は、痛い場所だけでなく、足首・膝・股関節から全体を見直すことで変わることがあります。
まとめ
足の長さの見え方の違いや、つま先の向きの左右差は、ただのクセではなく、体全体の不調につながっていることがあります。
そしてその原因は、足首・膝・股関節などに隠れていることがあります。
そこを見つけて整えていくことで、足元だけでなく、腰痛・肩こり・頭痛まで改善することがあるのです。
「いつも同じところがつらい」
「治療してもまた戻る」
そんな方は、痛い場所だけでなく、足元から体全体を見ていくことが大切かもしれません。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


