人間の身体は変数が多く、これをしたらすぐにこうなるというわけではありません。

しかし一つの鉄則は存在します。どこを治すべきなのか診てみないと何とも言えないのが実情ですが、まずは準備は早めにするのが鉄則と思います。

例えば

生理の血がどろっとしているのであれば子宮の温度が低く血流がよろしくない可能性が有ります。突っ張ったお腹では妊娠しずらかったり、下腹に力のない流産腹もあります。様々な違いを判断してどれくらいで改善できるかは宿題をしてもらって次の回にどれくらいよくなったかで判断しています。

そうやって悪いところを探して改善をしていく治療をしています。

 

 

 

人それぞれの顔が違うように、筋肉も違います。アスリートになれるような柔軟性のある柔らかい筋肉の方やカチカチの筋肉の方もいます。全部ではないですが遺伝が半分とあと半分は生活習慣と改善努力と考えます。心臓も筋肉ですから筋肉カチカチタイプの方はやはり心臓の働きは柔軟性のある方に劣ると思います。早く息が上がったり、ばてたりする気がします。ですが、激しく心臓を使わないスポーツでしたら勝てるかもしれません。ボクシングは無理でしょうがe-sportsなら勝てます。スノボなら勝てそうですし、リュージュでもアーチェリーでも勝てます。個性を生かすとはそういう事です。

自分の身体を知る事から現状を考察、体質を把握し、自分に合うことを見つける。

不妊治療も同じプロセスです。どこがおかしいのかをひとつひとつ探していかないと自分に合う治療は見つかりません。

卵子の質が妊娠の全てに共通する一番大事な要素です。着床するしないもまず卵子が良いことが必須です。

多くの方を診てきましたが卵質に関しては自分の身体に起因することが8割を占めます。病院での誘発方法・培養技術が残りの2割です。