【Sekimura鍼灸院】タイミング法と人工受精
タイミング法をしているけどなかなか妊娠しない・・・
人工受精にステップアップを考えているけどどう違うの?
人工受精は子宮の奥まで精子を注入するだけなので、
その後の受精~着床の流れはタイミング法と同じです。
異なる部分は、精子の移動距離と精液を調整すること。
タイミング法の場合は精子は子宮頸管付近からスタートし、子宮の奥の方へ進んでいきますが
人工受精では子宮の奥からスタートし、卵管の方へ向かいます。
移動距離が短縮されることによってより多くの精子が卵子の元へたどり着きやすくなります。
頸管粘液の状態が悪くても膣を通らないので問題無いですし、
抗精子抗体を持っていた場合はその影響(精子を攻撃してしまう)も減らすことができます。
また、精液をパーコール法やスイムアップ法で洗浄・良好精子の濃縮をしてから注入することで妊娠率をアップさせています。
自然妊娠も可能なお身体の状態(卵管が通っている・排卵している等)で、
抗精子抗体が軽度に陽性の方や精液所見がやや不良な場合に適応となります。
タイミング法も人工受精も、排卵のころと着床のころに鍼灸を受けていただくのがオススメです。
排卵または人工受精した日と、その5日後の着床のころに是非いらしてください。
自律神経を整えて
排卵された卵子がきちんと卵管にとりこまれるように
子宮の動きを抑えて受精卵を受け入れやすいように
治療していきます。
加藤
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師