【Sekimura鍼灸院】爪揉みで妊娠に適した体づくり
当院ではお灸をはじめ、妊娠に適した体づくりのための宿題を患者さまにお出ししています。
宿題の内容はお体の状態に合わせて決めているのでお1人お1人違いますが、今回は爪揉みについて。
爪の際にはいくつもツボがありますが、それらは井穴(せいけつ)という種類に属しています。
井穴には自律神経を整える働きがあって、爪を揉むことでそのツボを刺激することができます。
そもそも自律神経を整えるとは、交感神経(活動時に優位になる)と副交感神経(リラックス時優位になる)のバランスを直すということです。
交感神経が優位になりすぎて様々な不調(寝付きが悪い、頭痛が起きやすい、冷え等)をきたしている方が多いので、副交感神経を優位にすることを目的とします。
やり方は簡単で、爪の付け根を反対の手で左右からギュッとつまむだけ。
イタ気持ちいいくらいの強さが良いです。
1つの指を10秒程度、1日に2~3回が目安です。
ただし薬指だけは交感神経を優位にしてしまうので、やりません。
自律神経は血管・卵管・子宮などの動きをつかさどっています。
タイミング法の方も体外授精の方も、治療のどの周期であっても整えておくことが大切です。
加藤
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師