【Sekimura鍼灸院】妊活とカフェイン

2019年8月3日

 

妊娠中にカフェインは良くないというのは有名な話ですね。摂り過ぎると赤ちゃんの発育を阻害する為控えるべきとされていますが、妊活中の影響についても知っておきましょう。

 

カフェインには交感神経を刺激して頭をシャキっとさせる作用があります。眠気覚ましやもうひと頑張りしたいときにカフェインのサプリメントやコーヒーを摂る方も多いのでは多いのではないでしょうか?

 

しかし交感神経には血管を収縮させる作用もあるため、飲みすぎると血流が悪くなって冷えに繋がる可能性があります。

 

当院で食事療法にとりいれて成果を上げているマクロビオティックの考え方においてもカフェインが多く含まれるコーヒーや紅茶は陰性のものなので、体を冷やす働きがあるといわれています。

 

 

カフェインを1日に500mg以上摂る人は、それ以下の量を摂取している人と比べると

・妊活を始めてから妊娠するまでの期間が長い

・妊活をしても妊娠しない人の割合が高い

という論文も発表されています。

 

やはり摂りすぎは良くないですね。

でも、カフェイン500mgというと、コーヒーなら6~7杯分。紅茶だったら12杯分です。

1日でそれだけ飲む人はあまりいないと思います。

毎日2杯くらいだったら心配する必要はありませんね。

とはいえ緑茶やガム等、他の飲食物にもカフェインは含まれているので

トータルで摂り過ぎにならないように気をつけましょう。

加藤

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