【Sekimura鍼灸院】冷たいものの摂り過ぎ、何故ダメなの?
au #桐谷健太 (写真は浦ちゃんですよ。見える?)
最近暑さが厳しくなってきましたが、冷たいものばかり摂ってはいませんか?
摂り過ぎると良くないよ、とよく聞きますが具体的にどんな影響があるのかを今日はお話しします。
冷たい飲み物等を摂ると胃の温度が下がって血流が悪くなり、消化・吸収の働きが低下します。胃では特にタンパク質の分解をしていて、タンパク質は最終的にアミノ酸まで分解された後また新しいタンパク質に作り替えられます。タンパク質は私たちの体のあらゆる部分の材料であり、妊活において大切なホルモンの生成にも関与しています。
つまり、冷たいものの摂り過ぎはめぐりめぐって妊活にも悪影響を及ぼすということですね。
そうは言っても冷たいものを全く摂れないのは辛い・・・
いいえ、そんなに我慢する必要はありません。悪影響が出やすい時間帯だけ気をつけていれば摂っても大丈夫!(もちろん適度な量ですよ)
気をつけたい時間は食事中とその後2時間ほど。胃の中に食べ物がたくさん入っている間は消化・吸収の働きを低下させたくないですよね。逆にそれ以外の時間は影響が少ないので摂ってもokです。
冷たい食べ物は噛んでいる間に温まるので飲み物よりも影響が少ないです。
飲み物でも口の中で少し温めてから飲み込むだけでも胃の負担は軽くなります。
暑さに負けないように、意識してみてください。
加藤
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師