鍼灸治療は不妊症の「予防」と「緊急度」に対応します。その1
不妊治療ではAMHや年齢で「緊急度」がはかられます。
卵子は毎月1000個づつ減っていく。と言われていますので、
残り数が気になります。
そういう訳で、
体外受精は、「もともとの卵管に障害があって妊娠しない方のための治療」から
「緊急度によっての治療」に変化してきました。
各病院の考え方の違いが、治療法の違いとなり、
「検査法」、「培養法」、「移植法」に工夫がこらされ、患者様の身体にあう方法を模索されています。
「貴方の身体に合う治療」は血液検査で予想をたて、統計的考え方でなされます。
・ある病院Aでは、どの患者さまにも同じ治療がなされています。
・べつの病院Bでは患者様の血液検査数値で治療法が選択されます。
どちらを選べば妊娠可能性が高いのでしょう・・・。
そういう選択を患者様ご自身でしなければならない時代に、Sekimura鍼灸院では身体を拝見しながらお答え出来るようにしています。
「緊急度の高い体外受精」をするとしても、
これまでの生活と変わらないのであれば、老化に従っていくしかありません。
身体を手に入れるためには、
「緊急度の低い」体作りをしなければなりません。
じつは、
緊急度と予防が両立出来るのが「鍼灸治療」のいいところだとおもいます。
その2につづきます。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師