大事なのは「どんな鍼を」「どう打つか」

2024年11月16日

妊活サポートで使う「3寸鍼」について(痛みが不安な方へ)

鍼治療は長い歴史があり、方法も一本ではありません。

妊活のサポートでも、体の状態に合わせて 刺激の量や鍼の種類を選んでいきます。

当院で使うことがある鍼のひとつに、「3寸鍼」という鍼があります。

長さは目安で約10cm
。数字だけ見ると「長くて怖い」と感じる方もいらっしゃると思います。

ただ、鍼は 長さ=痛み ではありません。

大事なのは「どんな鍼を」「どう打つか」です。


妊活で大切にしたいのは「冷え」と「体のこわばり」

妊活中は、治療や生活の変化、緊張や不安の影響も重なって、

  • 冷えを感じる

  • お腹まわりや腰がこわばる

  • 呼吸が浅い

  • 眠りが浅い/疲れが抜けにくい

といった状態になりやすい方が少なくありません。

当院では、そうした状態に合わせて、表面だけでなく **「奥のこわばり」**が強い時に、体の反応を見ながら3寸鍼を選ぶことがあります。

※必要のない方に無理に行うことはありません。


鍼は注射針とは違います(痛みが出にくい設計)

鍼灸で使う鍼は、注射針のように中が空洞ではありません。

とても細い鍼で、先端も刺激が強く出にくいよう工夫されたものを使用します。

さらに日本の鍼灸では、**押し手(おしで)**といって、鍼を支えながら皮膚にやさしく圧をかけ、刺激を和らげる手技があります。

同じ“刺す”でも、この差で体感が変わります。


院長が「痛みをできるだけ出さない」ためにしている工夫

鍼が不安な方ほど、「痛いかも」が先に来ます。

当院では、院長が次の点を大切にして、痛みを感じにくい打ち方を心がけています。

  • いきなり強くしない(まず弱い刺激から始める)

  • 皮膚を支えて打つ(押し手で刺激を和らげる)

  • 呼吸に合わせる(力が抜けるタイミングで行う)

  • その日の体調で調整する(疲れ・緊張・寝不足の日は特に慎重に)

  • 違和感があればすぐ止める/変える(我慢させない)

「今日は不安が強い」「鍼が怖い」でも大丈夫です。

最初から3寸鍼を使う必要はありませんし、刺激量はいつでも調整できます。


「長い鍼が怖い」と感じる方へ

3寸鍼は見た目の印象が強いので、不安に感じるのは自然なことです。

ただ、実際の刺激は 思ったより軽い と感じる方も多いです。

もちろん、感じ方には個人差があります。

当院では、安心して受けられることを最優先に進めますので、遠慮なく希望を言ってください。


初回はこう進めます

初回は、体の状態と不安の強さを確認し、まずは弱い刺激から始めます。

その上で必要があれば、3寸鍼も含めて検討します。


まとめ

  • 鍼には種類があり、妊活サポートでも状態に合わせて使い分けます

  • 3寸鍼(約10cm)は「奥のこわばり」が強い時に選ぶことがあります

  • 鍼は注射針とは違い、痛みが出にくい設計です

  • 院長は痛みをできるだけ抑える工夫をし、刺激量も調整できます


注意点(安全のため)

  • 強い痛み、しびれ、違和感が続く場合はすぐにお知らせください

  • 出血しやすい体質、抗凝固薬の服用などがある方は事前にご申告ください

  • 妊活中は体調が変わりやすいので、その日の状態で内容を調整します

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