不妊治療に「スタンダードがない」事が問題
不妊治療に「スタンダードがない」
ドクターによっていろいろな考え方があります。
赤ちゃんを抱く為に、そんなに薬が必要なのですか?という病院。
患者さん本位の治療を模索した結果、体と財布に負担の少ない治療を目指した。
採卵はもちろんなるべく薬を使わないほうがいい。
院長は24時間診療を提案されたそうですが、スタッフの反対が多く中止になった病院があります。
加藤レディースクリニックのことです。
逆にタイミング指導や人工授精にhmgの連日注射の病院もあります。
多くの場合、卵巣を腫らしてしまい、結果ピルまで飲む事になります。
治療方針の標準化はなかなか進みませんし、医療の質のばらつきも大きくなります。
治療を受ける側が「選ぶ目」を持つことが、よい医療を受ける条件となるのです。
どういう方法がいいのかは、患者さんの「 体 」 次第だと思うのです。
薬の負担に耐えられる人、耐えられない人。
はり治療をしていると、耐えられない体の人のほうが多いと思うのです。
500もある病院から選ぶのは大変です。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師