東洋医学と西洋医学
僕は人体を東洋医学からみる訓練をしてきた。
もちろん常識程度の西洋医学の知識はあるし、とくに生殖医療分野の西洋医学についての知識は豊富だ。
血液検査の数値からこの人の体がいまどういう状態にあるのか予想できる。
たとえば数値が悪いと悩んでいる方がいる。
それは言い換えれば、その人が平均からどれだけ外れているかを指示しているということだ。
しかし平均って何だろう・・・。
背の低い人が背の高い人より劣っているのか?
一般的に運動面では不利になるかもしれない。
しかし、どんな種類のスポーツでも
その中でも小さくてすばしっこい方が有利になることもある。
逆に背の高い人が平均の人より劣っているのか?
そんなことはない。
「陰陽」とはそんなものだ
劣っていると思われるなかに優れたものが混じる。
東洋医学の思想がありのままをそのまま受け入れる
そういうものだからこそ、あまりに心配性の人に会うと
東洋医学のことを話したくなる。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師