沢山できた卵の行方(遺残卵胞化)
2010年11月25日
採卵方法の一例ですが、
hMGの注射により卵巣内に卵胞が沢山できます。
採卵するに十分に大きくなった卵胞もあれば、
採卵するにはちいさい卵胞もあります。
この場合、十分に大きくなった卵胞のみ、採卵されます。
では採卵されなかった卵胞はどうなってしまうのでしょうか?
基本的には吸収されなくなります。
しかし、それが吸収されず(遺残卵胞化)
次回の周期に大きくなることもあります。
それは月経3日目に測定する超音波と
エストロゲンの値でわかります。
通常の場合遺残卵胞が見つかった場合はピルを飲み、
お休みするようです。
そのほうが確実ですが、
ピルを飲めない方や飲みたくない方は
なくなるのを待つ方も多いですね。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師