東洋医学が妊活に効果がある理由(血流編)
前回はざっくりと、妊娠する為に病院(西洋医学)と(東洋医学)
東洋医学についてお伝えした項目、
聞いた所でいまいちピンときませんよね?
もう少し分かりやすくお伝えしたいと思います。
◆東洋医学的に考える、妊娠をする為に鍼灸師がチェックする事
その一つは
瘀血がない状態で、滞り無く流れがよい事
→これはシンプルに言うと 「血流が良いか悪いか」 と言う事です。
血液は私たち身体の細胞にとって、とても重要なものを運びます。
その中で今回注目したいのは ホルモンと栄養 です。
女性の卵胞(卵子)はどのように育つかご存知ですか?
脳の下垂体から出てくる卵胞刺激ホルモン(FSH)が、
卵巣にある「卵胞」に作用して育ちます。(
脳から卵巣。
結構離れていると思いませんか?
ホルモンは血流にのって運ばれ、作用するわけです。
という事は、
瘀血があり、血流に滞りがある → 卵胞を育てる為のホルモンが届きづらい → 卵胞が育ちづらい
といった事が起こる可能性があります。
他にも
卵胞を育てる為など、病院で処方された薬を使用している人、
妊活の為に気をつけていた食事。接種した栄養も消化、
血流が悪いという事は、上記の過程がうまくいきづらいという事。
妊活における血流の大切さ、少しイメージつきましたか?
ちなみに自分の血流の善し悪し(瘀血の有無)
見づらい写真ですみません。
一つ目は細絡(サイラク)。
赤くミミズの様にニョロっとした血管が肌に見られます。
二つ目は舌の裏。
舌の裏にある血管の怒張の有無です。
舌の裏に縦に二本、血管が紫、
これを改善する為に、東洋医学では鍼やお灸で治療をしたり、
最近私は「煙が出ないお灸」を使っています。
使いやすく、じんわりピンポイントで効くので、
泥谷(ヒジヤ)
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師