東洋医学が妊活に効果がある理由(血流編)

2017年6月17日

前回はざっくりと、妊娠する為に病院(西洋医学)と(東洋医学)でチェックする項目が違う事についてお伝えしました。

東洋医学についてお伝えした項目、

聞いた所でいまいちピンときませんよね?

もう少し分かりやすくお伝えしたいと思います。

◆東洋医学的に考える、妊娠をする為に鍼灸師がチェックする事

その一つは

瘀血がない状態で、滞り無く流れがよい事

→これはシンプルに言うと 「血流が良いか悪いか」 と言う事です。

血液は私たち身体の細胞にとって、とても重要なものを運びます。

その中で今回注目したいのは ホルモンと栄養 です。

女性の卵胞(卵子)はどのように育つかご存知ですか?

脳の下垂体から出てくる卵胞刺激ホルモン(FSH)が、

卵巣にある「卵胞」に作用して育ちます。(分かりやすくしたいので色々細かい過程を省いてます)

脳から卵巣。

結構離れていると思いませんか?

ホルモンは血流にのって運ばれ、作用するわけです。

という事は、

瘀血があり、血流に滞りがある → 卵胞を育てる為のホルモンが届きづらい → 卵胞が育ちづらい 

といった事が起こる可能性があります。

他にも

卵胞を育てる為など、病院で処方された薬を使用している人、薬も肝臓で代謝された後、血流にのって作用します

妊活の為に気をつけていた食事。接種した栄養も消化、代謝された後、血流にのって届きます

血流が悪いという事は、上記の過程がうまくいきづらいという事。

妊活における血流の大切さ、少しイメージつきましたか?

ちなみに自分の血流の善し悪し(瘀血の有無)をみる方法がいくつかあります。

 

見づらい写真ですみません。

一つ目は細絡(サイラク)。

赤くミミズの様にニョロっとした血管が肌に見られます。特に太ももやふくらはぎに多く見られます。(分かりづらかったらネットで「細絡」と画像検索してみてください。くっきりとした細絡の画像がたくさん出てきます。)

二つ目は舌の裏。

舌の裏にある血管の怒張の有無です。

舌の裏に縦に二本、血管が紫、もしくは黒っぽく怒張していたらそれは瘀血があるという事です。(これもネットで「舌裏 瘀血」と検索したら画像が出てきます。)

これを改善する為に、東洋医学では鍼やお灸で治療をしたり、漢方を処方したりするわけです。

 

最近私は「煙が出ないお灸」を使っています。

使いやすく、じんわりピンポイントで効くので、お灸はとてもオススメです(^^)

 

泥谷(ヒジヤ)

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