当院独自の治療「着床鍼」について(選択肢の一つに)
当院独自の治療「着床鍼」について(選択肢の一つに)
「良い胚を移植しているのに、なかなか着床につながらない」
妊活の中でも、特に気持ちが折れやすい場面だと思います。
当院では、そうした方のサポートとして、独自に組み立てた施術を 「着床鍼」 と呼んでいます。
もちろん、着床は医療(病院での治療)を中心に考えるべき領域で、鍼灸だけで結果が決まるものではありません。
その前提のうえで、当院の臨床では 「選択肢として検討できる」 と感じるケースがあり、必要な方に提案しています。
着床鍼とは何をするのか
着床鍼の特徴は、いきなり施術に入るのではなく、まず 体の状態を見極めることから始める点です。
当院では、ひとつの目安として 舌の動きを確認します。
舌の動きが落ち着かず、反応が強く出ている場合、体が「緊張モード」に入りやすい状態のサインとして捉えることがあります。
そのような時に、舌の動きが落ち着く方向へ反応が出やすいツボを選び、刺激量を調整しながら施術を進めます。
どういう方が対象になる?
着床鍼は、すべての方に必要な施術ではありません。
当院では、次のような背景がある方で、状態を見たうえで必要性が高い場合に提案しています。
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優良胚を移植しても、着床につながらないことが続いている
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体が常に緊張しやすく、眠りが浅い・力が抜けにくい
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「何かできることを探しているが、やることが増えすぎている」
※治療方針は主治医の指示を優先してください。
当院が大切にしていること:「必要かどうか」を先に判断する
当院では、着床鍼を「とりあえずやる」のではなく、
舌の動きや体の反応を見て、必要性を判断することを大切にしています。
最後に(大事な注意)
着床鍼は、病院での治療の代替ではありません。
また、同じことをすれば同じ結果になるというものでもありません。
妊活は個人差が大きく、結果を保証できるものではないため、当院では「選択肢の一つ」として位置づけています。
ただ、「優良胚を移植しても着床しない」という状況で、
体の緊張や整いにくさが強い方には、検討する価値がある場合があります。
初回はこう進めます
初回は、現在の治療状況(採卵・移植歴、スケジュール)と体の状態を伺い、
必要があれば舌の動きなども含めて確認します。
そのうえで、着床鍼が適しているかどうかを一緒に決めていきます。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


