「善かれと思っていたことが、私には真逆だった」――患者さんの声
妊活中は、「体にいい」と言われることをできるだけやってみたくなります。
サプリ、食事、運動、温活…。選択肢が多いほど、真面目な方ほど、頑張りすぎてしまう。
でも実際には、妊活の“正解”は人によって違います。
同じ食材でも、同じ生活習慣でも、合う人と合わない人がいる。
そのズレが続くと、「頑張っているのに前に進まない」状態になりやすいのも事実です。
今回は、当院に通ってくださった方の体験談を、掲載許可のうえでご紹介します。
患者さんの声(引用)
初めて施術を受けた時に思った事は、魔法にかけられているような感覚でした。
先生が体をなぞるようにさわっただけで、体の気の滞りや体のゆがみを教えて頂きました。
毎回施術の度に、病院でのデータをみて、施術方法をかえてくれていました。
妊娠のためにと自己流で体にいい事をと思い、大豆製品を食べたりしていましたが、先生に診断して頂いたら、私の体のタイプには全て真逆であった事が分かりました。
善かれと思ってやっていた事が結局体には合ってなく、おどろいた事をよく覚えています。
自分に合った食材や食事法を教えて頂いた結果、今回の妊娠出産につながったと思います。通院をしている時期はコロナ禍でという事もあり、今年1年は採卵の年にしようと思い、とにかく受精卵を少しでも多く作る事を目標にしていましたが、3~4か月続けて受精卵が出来ず、とても辛い時期でした。
が、院長先生には分かっていたのでしょう。「大丈夫です。次頑張りましょう」といつもおだやかに声をかけ続けてくれました。
結果3~4か月出来なかった受精卵もすぐに改善し、出来た受精卵も「トリプルA」が3つも凍結出来ました。明らかな体の変化を感じました。何か妊娠に近づける事をと思い、鍼灸院を探していました。「セキムラ鍼灸院」のサイトをみて「ここなら妊娠出来る体に近づける」と感じ通院を決めました。
自宅からの距離もあり、片道3時間の道のりは決して楽ではなかったですが、少しづつ妊娠に近づいていると信じ通い続けました。
…そんな私でも妊娠出産が経験出来ました。
通院を迷われている方がいらっしゃったら、まずは通院をおすすめしたいです。
私がこの文章で一番大事だと思ったのは「真逆だった」という気づきです
この方は、妊娠のために自己流で「体にいいこと」を続けていました。
でも、診てみるとその方の体のタイプには合っていなかった。
妊活で怖いのはここです。
頑張っているのに、方向がずれていると、疲れるだけで結果につながりにくいことがあります。
だから当院では、最初に「何を足すか」よりも先に、
“今やっていることが“その方に合っているか”を確認します。
当院では食事のアドバイスとして、必要な方にはマクロビの「陰陽(いんよう)」の考え方も取り入れています。
同じ“体に良さそうな食材”でも、体が冷えているのか、緊張が強いのか、胃腸が弱っているのかで、合う・合わないが出ます。
陰陽で整理すると、「何を増やすか」より「何をやめる/減らすか」が見えやすくなり、食事が無理なく続きやすくなります。
合っていないなら、やめるか、減らす。
合っているなら、続ける。
この整理ができるだけで、体が楽になる方は多いです。
「毎回データを見て変える」=同じ治療を繰り返さない
この方は、
毎回施術の度に、病院でのデータをみて、施術方法をかえてくれていました。
とも書いています。
妊活は、同じ人でもフェーズが変わります。
採卵の周期、移植の周期、ホルモンの反応、体調、ストレス…。
「今の状態」に合わせて治療を調整しないと、治療が“作業”になってしまう。
当院では、毎回、体の状態と治療の段階を確認し、刺激量やポイントを調整します。
いきなり強くするのではなく、体の反応を見ながら進めます。
受精卵ができない期間が続いたとき、支えになるのは「心の安全」でもある
妊活の中でしんどいのは、「結果が出ない時間」です。
この方も、
3~4か月続けて受精卵が出来ず、とても辛い時期でした。
と書いています。
この時期は、落ち込みや焦りで心が張り詰めやすい。
心が張り詰めると、体も緊張しやすく、眠りや胃腸にも影響が出やすい。
私は、こういう時ほど
「大丈夫です。次頑張りましょう」
と、言葉で“安全”を作ることも治療の一部だと思っています。
不安をゼロにはできない。
でも、少し軽くすることはできます。
遠くても通う価値があった、と言ってもらえたこと
片道3時間。簡単なことではありません。
それでも通い続けた背景には、「少しずつ前に進んでいる感覚」があったのだと思います。
当院が目指しているのは、派手な変化よりも、
今日の体が昨日より少し整うことの積み重ねです。
妊活は、頑張り方を増やすほど良いわけではありません。
その方に合った方法に絞り、続けられる形にしていく。
その結果として、前に進みやすくなることがあります。
大事な注意(必ずお読みください)
この体験談は個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。
妊活治療は主治医の方針が中心で、鍼灸はその補助として位置づけています。
治療方針は、必ず主治医の指示を優先してください。
初回はこう進めます
初回は、いきなり強い刺激を入れるのではなく、
今の治療状況(採卵・移植の予定)と体の状態(冷え・睡眠・胃腸・緊張)を確認します。
そのうえで体の反応を見ながら刺激量を調整し、家で無理なく続けられることも一緒に決めます。
「何から始めればいいか分からない」状態でも大丈夫です。
初回の流れ・ご予約はこちら:
https://sekimura-sinkyu.com/first-appointment



