クイズです!健康を維持するための基本の呼吸法とは?

2014年11月18日

こんにちは。はせがわです。

 

さっそくですが、みなさまにクイズです!

健康を維持するための基本の呼吸法とは?

1.口呼吸
2.腹式呼吸
3.鼻呼吸

 

正解は…

 
3.鼻呼吸です。

 

ちょっと意外?いやいや当たり前でしょ?なんて、色んな意見があると思います。

ちなみに、はせがわは、2.腹式呼吸か?なんて、初めは思ってしまいました(^◇^;)

良くないんだろうなー、と思いながらも普段 口呼吸をしてしまってる方 多いのではないでしょうか?

 

さてさて、その理由。

ご存知、人間は呼吸をして酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出しています。
体内に取り入れた酸素を各組織の細胞が取り込み、エネルギーを作り出すことで、生命活動が維持できるのですね。

人間をはじめとする全ての生物には、生まれながらに自然治癒力が備わっています。
外部から手を加えなくても、怪我や病気を治そうとする力や身体の機能をスムーズに働かせるための土台が、呼吸・睡眠・食事です。
土台が安定すれば、自然治癒力の向上が期待できます。

そこで、今回はそのうちの呼吸に注目。
先ほど述べたように、健康に役立つ正しい呼吸は、『鼻呼吸』です。

 

鼻は、肺とつながる呼吸器の出入り口。鼻呼吸をすると、鼻腔内の絨毛がフィルターの役割をして、空気をキレイにし、温度と湿度を最適な状態に調整して、肺に空気を送り込むことができます。
また、鼻腔内の粘膜からも酸素を吸収し、体内に充分な酸素を取り込めます。
本来、人間は鼻呼吸をするのが基本です。

 

ちなみに、口は、胃腸とつながる消化器の入り口であって、そもそも呼吸器ではありません。そのため、口腔内にはフィルター的役割を果たすものがなく、外気がそのまま肺に送られるので、空気中の菌やウィルスも一緒に体内に取り込んでしまうのです。
さらに、怖いのは口呼吸により口腔内が乾燥し、唾液が減少すること。
唾液には、消化を助けたり、免疫力をあげたりと様々な機能がありますが、分泌が減るとこれらの効果が得られません。
また、免疫器官の扁桃にも乾燥と冷えというダメージを与えるため、口呼吸は、百害あって一利なし。と、言えますね。

 

そうそう、はせがわも鼻が悪くて、口呼吸ばかりでしたが、意識して鼻呼吸にしてから、喉からの風邪をひく頻度が激減しました!!

これから、乾燥が大敵の季節。正しい呼吸で乗り切りましょう!

 

では、正しい鼻呼吸の仕方についてです。

 

やり方は、簡単。
口を閉じた状態で、鼻でゆっくりと呼吸をします。
このとき、歯の裏ではなく、上顎の凹んだ部分に舌全体をくっつけて鼻呼吸するのがポイントです!

舌を広く接地させると、徐々に唾液が分泌してくるのが感じられると思います。
前回も書きましたが、唾液にはたくさんの機能がありますので、しっかり分泌させてあげましょう。

口呼吸になれてしまった方は、最初は息苦しく感じると思いますが、慣れれば、充分に空気を取り込めるようになりますので、こまめにトライしてくださいね。
1度習慣付けてしまえば、こっちのものです!

 

鼻炎などの症状がある方は、鼻の治療も合わせて行なった方がいいです。
もちろん、鍼灸でも鼻の治療 行えます!

ぜひ、ご相談下さい!

呼吸は、とっても大切!

なので、もう少しこの呼吸についてのお話し、続けていきたいと思います。

お付き合いください。

 

鼻呼吸。日中はできていても、就寝中は口呼吸になってしまわれる方も多いかもしれません。
就寝中にも鼻呼吸ができるようになれば、寝起きの状態もグッとよくなります。
がんばって、挑戦してみてくださいね!

 

では、緊張やイライラしたとにの呼吸法アドバイスです

仕事や家庭などでイライラ~
ありますよね?

そんな時は、深いリラックスをもたらす、鼻呼吸+腹式呼吸がオススメです。

『鼻』で息を吐きながら、お腹を凹ませ、吐き切ったら『鼻』で息を吸いながらお腹を膨らませます。
おへそに意識を集中し、お腹を膨らませたり、凹ませたりすると、たっぷりと空気を取り込めます。

ゆっくりしたタイミングで、5回ほど呼吸を繰り返すと、心がスーっと、落ち着いてきます。
また、起床時に行うと、目覚めもスッキリです。

この呼吸、横隔膜が上下に動くことで内臓が刺激され、腸の働きが良くなるというメリットもありますので、気づいたら ぜひ 実践してみてくださいね。

深く呼吸するコツは、とにかく吐き切る。です。吸うことを忘れて吐き切ってください。お腹をしっかり凹ませて、体内の余分なものを全て出し切るつもりで。
そうすると、自動的に新鮮な空気をたっぷりと吸い込めます^ ^

腹式呼吸、慣れないうちは、仰向けになって試してみましょう。
お腹に意識を集中しやすく、鼻呼吸をしながらお腹を動かす感覚がつかみやすくなります。

 

これまでお話ししてきた鼻呼吸 トライしてみられましたか?

完全に、慣れるまでには数ヶ月かかると思いますが、根気強く続けていただきたいです。

なかなかやる気が出ない、なんとなく怠い。こんな時にも呼吸法は有効です。
この場合は、素早く短い呼吸を繰り返すピストン呼吸を行います。

基本の鼻呼吸+腹式呼吸を素早く繰り返します。「フースーフースー」という感じ。
とにかく吐くことを意識しながら行ってみてください。

10回くらいで頭も身体もスッキリ!30回くらい行うと、身体もあったまってくるので、この季節にはもってこいですね^o^

最初は、素早くお腹を動かすのが難しいかもしれませんが、何度も繰り返すうちに、お腹の筋肉も柔軟になり自然に動くようになりますので、ご心配なく。

もし、鼻呼吸+腹式呼吸に慣れたのに、深い呼吸ができてないなぁ。と、感じる場合には、猫背気味の可能性も!!

ストレッチなとで、こちらの対策も、行っていきましょうね。

知っていそうで知らない。出来ていそうで出来ていない。

今回は、呼吸を取り上げました。

時々立ち止まって 今の自分を客観的に見つめてあげる、労ってあげる。
そんな時間も大切ですね。

自分にもそういい聞かせながら…。

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