30代前半の不妊。今回の特集はAMHが低い場合です
30代前半の不妊。今回の特集はAMHが低い場合です。
まだまだ卵子は沢山残っているはずの30代前半なのに、AMHを測定するとかなり低く、残っている卵子が少ないという場合があります。
そんな方には鍼と灸がお薦めです。
鍼灸や漢方には「おけつ」という概念があります。
これは現在の血流障害に相当します。
中国では3000年前から血流障害は存在し、治療法もあったという事ですね。
原因の一つに血管の問題があります。また免疫炎症系が原因の場合があります。食生活もあります。生活習慣病の可能性もあります。
原因の追究は難しい事ですが、卵子が少なくなる場合の一つには卵巣への血流が少なくなったことが考えられます。
いろんな可能性がありますので身体を拝見しないとわからないことが多いですが、
妊娠に至る治療は身体に出ている不妊の特徴をいかに早期に発見し改善していくかです。
出来るだけ早く発見しましょう。
AMHを測定するとかなり低く出る方が今30代前半だったとしても、ずいぶん前から、おそらく20代から低かったであろうという方が多いです。言えることはとにかく早く気づいて良かったという事ですが。
20代に生理不順があった方などで原因を調べず、ピルで生理周期を整えていた患者さんもよくお聞きします。その時に調べて欲しかった。
生理不順の原因をしっかりと調べることの重要性を若い方には知ってほしいと思います。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師