【Sekimura鍼灸院】腸内フローラ
日々患者様の治療をしていると、お通じの悩みがある方がたくさん居ます。
原因は胃腸機能の低下、水分摂取量の過不足、ストレスによる自律神経の乱れ等色々考えられますが、
今回は腸内フローラ(腸内細菌とも言います)に注目してみました。
腸内フローラの種類は人によって異なります。1人の腸内には100~3000種類の箘があり、
食物繊維の消化やビタミンの生成、免疫力の維持などの働きをしています。
箘の数が少なかったりバランスが悪かったりすると
便秘、ガスが溜まる、といったお通じの悩みにつながることも。
これは箘のたくさん含まれる食品を摂ることで改善が期待できます。
オススメの食品は
ヨーグルト 納豆 キムチ 味噌 漬物 などなど・・・
さらに当院で食事療法にとりいれて成果を上げているマクロビオティックの考え方においては
ヨーグルトは強い陰性の食品ですので、効果は強いですが必要以上に多くは食べないようにと考えています。
納豆とキムチはやや陰性の食品
味噌と漬物はやや陽性の食品ですのである程度の量を摂取できると考えています。
特に「ヨーグルト」や「味噌」は種類が豊富で、
ヨーグルトの中ではブルガリアやナチュレ、ビヒダス、カスピ海など・・・
普通のスーパーでも多くの種類を見かけますね。
味噌の中では米味噌、麦味噌、豆味噌、玄米味噌など・・・
この中でも微妙に陰陽の違いがあって、一番陽性が強いのが玄米味噌。次いで豆味噌、麦味噌、米味噌という順番になります。(ここまで分類にこだわっています)
スーパーではここまでの種類は置いていないかもしれないので、味噌専門店に行ってみるのも良いですね。通販対応しているところもたくさんあります。
腸内の環境が変わるまでには2週間ほどかかります。
2週間摂り続けて変化がなければ違う種類のものを試してみる。
調子がよければそれが今の体に合った食品であると言えるでしょう。
消化吸収に関わる腸の健康は、良い血液をつくって卵子にエネルギーを与える為にとても大切です。
自分の今の体に合った食品を探してみませんか。
加藤
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師