理由がわかると不安が減る【不妊治療中から妊娠中の便秘】
【不妊治療中から妊娠中の便秘】
便秘は3種類に分けられます。
痙攣性は、ストレスなどか原因です。腸の働きが過敏になり、痙攣が起こります。ガスが溜まりやすいです。
直腸性は、便意を我慢したり、下剤を多用したことによる排便リズムの乱れが原因です。
不妊治療中や妊娠中の便秘は、弛緩性に分類されます。ホルモンの影響と子宮の圧迫が主な原因です。
プロゲステロンという黄体ホルモンが多く分泌され、腸の動きを抑えてしまいます。ホルモンバランスが変わってくるため、自律神経も乱れ気味になることも考えられます。
赤ちゃんの成育とともに子宮が大きくなります。直腸が圧迫され、排便反射が鈍くなるようです。
水分が赤ちゃんにいってしまうこともあり、便が固くなりやすいです。便秘は痔にもなりやすくなってしまうので、不快なときは病院で相談されることをオススメします。
不妊治療にはホルモン剤が使われることが多く、便秘にもなり易いです。
理由がわかると不安が減ると思います。
もちろん、食生活の見直しや鍼灸治療も試して、快適な生活をおくれるように努力してくださいね。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師