頑固な肩こりと瘀血(おけつ)|東洋医学で見る血の巡り
頑固な肩こりと瘀血(おけつ)|東洋医学で見る血の巡り
肩こりがなかなか抜けない。
マッサージを受けても、すぐに戻ってしまう。
首から肩、背中まで重く感じる。
こうした方の身体を見ていると、東洋医学では 瘀血(おけつ) という見方が参考になることがあります。
瘀血と書いて「おけつ」と読みます。
簡単にいうと、血の流れが滞っている状態を表す言葉です。
ただし、これは血液検査だけで判断するものではありません。
東洋医学では、身体に出ている反応を見ながら、血の巡りを考えます。
たとえば、当院では舌の表面だけでなく、舌の裏も確認します。
舌の裏には血管が見えます。
その血管の色やふくらみ方も、血の巡りを考える時の参考になります。
また、必要に応じて 下肢の血管の出方 も見ます。
足の血管が目立つか、左右差があるか、むくみや張りがないか。
そうした身体の見え方も確認します。
もちろん、舌の裏や足の血管だけで瘀血と決めるわけではありません。
お腹の硬さや圧痛。
舌の色や舌の裏の血管。
脈の状態。
肩こりの出方や、背中の張り方。
こうしたものを合わせて、血の滞りが身体のどこに表れていそうかを見ていきます。
瘀血という言葉は、少し難しく感じるかもしれません。
でも、頑固な肩こりや背中の重さを、筋肉だけでなく 血の巡り から見るための大切な考え方です。
肩こりが長く続いている方。
いつも同じ場所が重くなる方。
首肩だけでなく、身体全体の巡りも見てほしい方。
一度、東洋医学の視点から身体を見直してみるのもよいかもしれません。
当院では、腹診・舌診・脈診を通して、肩こりだけでなく身体全体の状態を確認しながら施術を行います。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


