薬にばかり頼っていると、あなたの体は怠けてしまいますよ
はじめての「 断食 」体験 内容はいかがでしたでしょうか?
宿便があまりなかった関村ですが、
病気の方には宿便が大量にあるというお話もあります。
腸の動きが悪くなっているのは関村の経験から言うと
過去に過度なダイエットをした事がある方
体力のない方
アトピー体質の方
下剤/整腸剤を飲まないと排便しない方
などです。
実際、毎日排便があっても、腸管にこびりついたものはあるのでしょう。
その量が多いか、少ないかは
食生活と腸の動きに関係があると思います。
腸を動かすにはいくつか方法があって、
① 腹式呼吸法
② 乳酸菌
③ 自律神経調整法
④ 経絡の調整
です。
鍼灸治療のできることは、③④ですね。
経絡(けいらく)というものが体に巡っていて、その変調を調整してあげると
病気を治す力が呼び起こされる。
つまり、自己治癒力がものすごく出てくるのです。
数千年の経験医学ですが、あなどるなかれ!
薬にばかり頼っていると、あなたの体は怠けてしまいます。
薬に頼らない範囲を広げていき、体の自分自身を治す力の可能性を広げましょう。
「 薬に頼らない範囲 」を広げる事は、努力次第で出来ます。
それには3つの段階があります。
① 知識を得る事。
② 知識を深める事。
③ 自分の体質にあった方法を実践する事。
特に ② → ③ の段階に行くときに注意が必要です。
多くの本には、その方の体質にあった方法ではなく、一律の養生法が述べられています。
ですから、どのようなすばらしい方法でも「 この方法で症状が悪くなった 」という方が出てきます。
それは ③ を無視したからであり、すばらしい方法のちょっとした「 アレンジ 」で 解決できると思います。その、アレンジの仕方が体質別の分類によるオリジナル治療となるのです。
東洋医学では古来から体質別の治療が確立されています。
ここが西洋医学との違いです。(漢方薬も養命酒もあんな売り方では体質別になっていませんよね。)
つづいておすすめ本を紹介しますので、自分に合うアレンジをしてみてください。
ちょっぴりグロテスクな便の写真もあります。
「 汚れた腸が病気をつくる―腸をクリーンにする究極的方法/バーナード ジェンセン 」
¥1,260
Amazon.co.jp
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師