排卵障害を防ぐにも「適切な体重」

2010年11月30日

ダイエットのしすぎや、不規則な食生活、過度の運動やストレス

による体重減少はホルモンを分泌する脳の視床下部機能を乱します。

 

卵巣で卵胞が育つのも、脳の視床下部から出るホルモンのおかげなので、

脳の指令がちゃんと行われないと排卵障害の原因になります。
また、体脂肪の減少は、ホルモンの原料不足となりこれもまた、

排卵障害の原因となります。

適正体重を知るときにBMIをつかい算出します。
BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]

この値が18.5以上25未満であることが普通体重と言われています。

 

「体重が増加する」ということは、消費エネルギーより摂取エネルギーが上回ることです。

食べ過ぎによる余分なエネルギーは脂肪となって体に蓄積されます。

食事によって取り過ぎた脂肪は血中をドロドロにするため、

ホルモンがきちんとした働きができなくなり痩せすぎの方同様に、排卵障害が起こることがあります。

肥満とPCO(多嚢胞性卵巣症候群)との関わりが指摘されています。

バランスのとれた食事と、運動を取り入れ適正な体重を維持しましょう。

 

体重を落とすときは1週間に1キロ以下のペースがよいとされています。

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