黄体化非破裂卵胞(LUF)について
2010年11月21日
卵胞が大きくなり通常は排卵する。ところが、
排卵できず、
排卵していないにも関わらず卵胞の中に黄体ができて、
黄体ホルモンが分泌される状態です。
そのため、排卵した時と同じように
黄体ホルモンの分泌と基礎体温の上昇がみられます。
基礎体温の上昇がみられるにもかかわらず、
超音波検査で卵胞が排卵と同じ ように
残っている時にLUFが疑われます。
人によって頻度はありますが、頻発されるかたもいます。
原因はよくわかっていませんが、
一般的には内膜症、手術や炎症などによる
骨盤腔内の癒着が関係していることがあるようです。
脳からの命令で排卵するように十分なホルモンは出ています。
卵胞壁が癒着などで硬くなって破れな い状態になっています。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師