当院の治療では「仙骨まわりを温めながら進める」のが基本です(赤外線+セルフケア)
当院の治療では「仙骨まわりを温めながら進める」のが基本です(赤外線+セルフケア)
当院では、うつ伏せ治療の時間に 仙骨(せんこつ)まわりへ赤外線を当て、治療中ずっと温めながら進めています。
理由はシンプルで、温めることで 骨盤まわりがゆるみ、血流が巡りやすい状態を保ちやすいからです。
当院では
“体がゆるみやすい環境を保ったまま治療する”ことを大切にしています。
なぜ「仙骨まわり」を温めるのか?
仙骨は、骨盤の中央に近い場所で、下腹部・腰・股関節・足先へつながる流れの“要”になりやすい部位です。
冷えや緊張があると、体感としては
-
下腹部が冷える
-
腰が張る
-
足先が冷えやすい
-
呼吸が浅い/眠りが浅い
といった状態につながることがあります。
そこで当院では、治療中ずっと温めることで、
「冷えで固まる→ゆるむ→また固まる」という行き来を減らし、
体が反応しやすい状態を保ちながら治療を進めます。
当院の温め方(赤外線)
赤外線は、熱さで我慢させるような温め方ではなく、じんわり心地いい温度を目安にしています。
※その日の体調や暑さ・寒さに合わせて、温め方は微調整します。
ご自宅でも「仙骨まわり温め」を続けると、整った状態が保ちやすい
治療院で整えても、日常で冷えが戻ると、また固まりやすくなります。
そこでおすすめなのが、ご自宅での「仙骨まわり温め」です。
① まずはカイロ(手軽で続けやすい)
仙骨のあたり(骨盤の中央)に、じんわり当てるのがおすすめです。
② 何度も使える「小豆カイロ」
使わなくなった巾着袋に小豆を入れて、電子レンジで温めて使う方法も便利です。
繰り返し使えるので、続けやすいのがメリットです。
ポイントは1つだけ:熱すぎないこと。
タオル越しに、心地よい温度で行ってください。
いつ・どれくらいがいい?
-
夜、寝る前
-
座りっぱなしの後
-
冷えを感じたとき
時間はまず 10分前後。
「気持ちいい」「ゆるむ」と感じる範囲で十分です。
注意点(低温やけど)
-
直接肌に当てない(タオルを挟む)
-
熱いまま当て続けない
-
寝落ちしそうな時は短時間で
「じんわり」が一番安全で、続けやすいです。
まとめ
当院では、治療中ずっと 仙骨まわりを温めながら治療を進めるのが基本です。
体がゆるみやすい状態を保つことで、治療が入りやすくなると考えているからです。
ご自宅でも、カイロや小豆カイロで同じ方向のケアをすると、整った状態が保ちやすくなります。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師

