東洋医学は妊活に効果があるのか 自律神経編

2017年8月5日

こんにちは!

いやぁ、蒸しますね〜。今回の我が家のお花は「涼」がテーマです。

日曜日、面倒だし外食にしようかな〜という気持ちを我慢する代わりに

行きたかった憧れのお花屋さんでお花を奮発しました。(とは言っても千円、、、汗)

 

美味しい物を食べるか(これも大好きですが!)

お花を買って1週間みんなで楽しむか、

同じ千円でもどっちを選ぶかで違いますよね。

 

 

さてさて、タイトルの東洋医学と妊活についてですが、今回が最終回です!

 

◆東洋医学的に考える、妊娠をする為に鍼灸師がチェックする事

 

今日は

・冷えが無い事

・生活のリズムが良い事

について。

 

冷えが無い事は最初に話した「瘀血、血流」の話とも関係していますが、

 

今回は生活のリズム含めて、「自律神経」 に注目してお話したいと思います。

 

ちなみに自律神経とは、生命活動する為に私たちが意識をしなくても、勝手に働いてくれる神経の事です。

 

 

血流 → 暑いとなれば身体の表面の血管が拡張し、熱を逃します。

呼吸 → 意識しなくても勝手に呼吸していますよね?

睡眠 → 眠くなる、これって意識してなるものではないですよね

 

全部自律神経のおかげです。

 

これ以外にも自律神経は身体のたくさんの場所で生命活動の維持の為に働いています。

 

「自律神経のバランスが悪いから整えましょう」

 

よく聞きますよね。

 

そう言われると、何となく「バランス悪いなら整えなきゃ!」って思いますが、

しっかりと理解している方は少ないと思います。

 

また自分の自律神経のバランスが良いか悪いかも判断が難しいですよね。

 

 

例えばです。

 

「手、足」

 

・冷えがある

・汗ばんでいる(また手足に汗をかきやすい)

 

 

「生活のリズム」

 

・寝付きが悪い

・寝たのにスッキリしない

・食事の時間がバラバラ

・仕事で夜勤がある

 

これらの項目に一つでもチェックがつけば、自律神経のバランスを改善する必要があります。

 

 

では自律神経のバランスが悪い事が「妊活」にどのように影響するのか。

 

 

例えば排卵した卵子が精子と出会い着床する過程

排卵した卵子が卵管采にピックアップされて精子と出会う卵管膨大部まで運ばれ、受精した後の受精卵が子宮に着床する)

 

精子以外は運動能力がないので、この過程のほとんどは自律神経により卵管采や卵管内の絨毛が動いて成り立ちます。

 

自律神経のバランスが悪い

 

=排卵した卵子は卵管采にピックアップしてもらえないかも

 

=精子と受精した受精卵は上手く子宮に運んでもらえないかも

 

 

病院で妊娠の為の基礎的な検査が済んでいて、自然妊娠に問題ないと言われたのに中々うまくいかない方は、自律神経の問題を解決する事で上手く行くかもしれません。

 

 

この自律神経の問題を改善する方法の一つとして鍼灸施術はとても優れています。

 

手足の汗の状態や、生活リズムについてなどをチェックして自律神経の改善が必要な場合は、鍼灸で改善するツボを使う事以外に、生活習慣の改善指導、自律神経に効果があるセルフケアの指導を行います。

 

鍼灸施術は来院して頂かないと難しいですが、生活習慣の改善や、セルフケアについてはここでもお伝え出来るので、後日お伝えしたいと思います。

 

ヒジヤ

 

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