「ラジオ体操」で、体を“まっすぐ”に戻す習慣を
「ラジオ体操」で、体を“まっすぐ”に戻す習慣を
患者さんとお話ししていて、最近あらためて気づいたことがあります。
それは、「ラジオ体操」という言葉だけで、説明がほとんど要らないということ。
ラジオ体操は、小学生の頃から体に染みついている人が多いので、
「ひねりも入ってる」「全身が伸びる」「左右差も整いやすい」
と、イメージがすぐ共有できます。
実際、体を診ると、ゆがみやねじれが原因で血流が落ちている方が少なくありません。
鍼灸や施術で整えても、日常のクセが同じだと、また戻りやすい。
だからこそ、宿題として“少しでも自分で整える時間”があると強いです。
これまでは、マッサージガンやストレッチポールの使い方、
フラフープ、縄跳び、球技など「楽しく続けられる運動」もご提案してきました。
どれも良い方法です。
ただ、いろいろ増やすより、まずは「身についたもの」を1つ。
その最初の一歩として、ラジオ体操はとても優秀です。
おすすめのやり方(続けやすい形)
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まずは 1日1回(できれば朝か夜)
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全部やらなくてもOK。 「ひねり」と「伸ばす動き」だけでもOK
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痛みが出る動きは無理にやらず、気持ちよくできる範囲で
体を整えるコツは、気合ではなく「習慣」です。
ラジオ体操、ぜひおすすめします。
注意点(医療としての安全)
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痛み・しびれが強い方、持病や術後の方は、無理せず相談してください
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「治る」と断定せず、体を整える習慣の一つとして位置づけるのが安全です
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


