着床鍼とは?舌の震えに注目した不妊鍼灸|SEKIMURA鍼灸院

2026年11月7日

 

 

着床鍼とは? 私が舌の震えに注目した理由

良い受精卵を移植したのに、なぜ妊娠しないのだろう。

不妊鍼灸を長く続けていると、こうした患者さんに出会います。

私は以前から、そのような患者さんの身体に、ある共通した反応が見られることが気になっていました。

それが、「舌の震え」です。

舌を出していただくと、細かく震えている方がいます。

東洋医学では、舌の色や形だけでなく、動きも身体の状態を知るための手がかりになります。

私はこの舌の震えに注目し、震えを改善することを目的とした鍼治療を考えました。

そして、この治療を「着床鍼」と名づけました。

着床鍼とは? 舌の震えに注目した鍼治療

私が考案した着床鍼は、舌の震えという身体の反応に注目し、その変化を確認しながら行う鍼治療です。

現在では、胚移植の前後に行う鍼治療を「着床鍼」と呼ぶこともあるようです。

しかし、私が考えた着床鍼は、単に移植当日に鍼をするという意味ではありません。

舌の震えを身体の状態を知るための手がかりとして、その改善を目指すことを大切にしています。

もちろん、舌が震えているから妊娠できないということではありませんし、震えがなくなれば必ず着床するということでもありません。

ただ、私は長年の臨床で、この反応を大切にしてきました。

「着床鍼」という名前を考案した経緯

SEKIMURA鍼灸院は、2003年に開業しました。

当時は、不妊治療を専門に行う鍼灸院がまだ少ない時代でした。

「着床鍼」という名称は、私が自分の治療を説明するために考えたものです。

商標登録を検討したこともありましたが、結局、登録しませんでした。

自分だけの言葉にするより、みんなが使って、不妊鍼灸が広がればそれでよいと思ったからです。

今では「着床鍼」という言葉を見かけるようになりました。

私にとっては、長年の臨床で見つけた身体の反応と、その治療の考え方を表す言葉です。

SEKIMURA鍼灸院が大切にしていること

受精卵だけでなく、移植を受ける患者さんの身体にも目を向ける。

それが、私の不妊鍼灸の基本です。

 

移植当日の鍼灸について|着床日に鍼をすればよいのか

 

 

SEKIMURA鍼灸院「執筆:SEKIMURA鍼灸院 院長」

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