着床鍼とは?舌の震えに注目した不妊鍼灸|SEKIMURA鍼灸院
着床鍼とは? 私が舌の震えに注目した理由
良い受精卵を移植したのに、なぜ妊娠しないのだろう。
不妊鍼灸を長く続けていると、こうした患者さんに出会います。
私は以前から、そのような患者さんの身体に、ある共通した反応が見られることが気になっていました。
それが、「舌の震え」です。
舌を出していただくと、細かく震えている方がいます。
東洋医学では、舌の色や形だけでなく、動きも身体の状態を知るための手がかりになります。
私はこの舌の震えに注目し、震えを改善することを目的とした鍼治療を考えました。
そして、この治療を「着床鍼」と名づけました。
着床鍼とは? 舌の震えに注目した鍼治療
私が考案した着床鍼は、舌の震えという身体の反応に注目し、その変化を確認しながら行う鍼治療です。
現在では、胚移植の前後に行う鍼治療を「着床鍼」と呼ぶこともあるようです。
しかし、私が考えた着床鍼は、単に移植当日に鍼をするという意味ではありません。
舌の震えを身体の状態を知るための手がかりとして、その改善を目指すことを大切にしています。
もちろん、舌が震えているから妊娠できないということではありませんし、震えがなくなれば必ず着床するということでもありません。
ただ、私は長年の臨床で、この反応を大切にしてきました。
「着床鍼」という名前を考案した経緯
SEKIMURA鍼灸院は、2003年に開業しました。
当時は、不妊治療を専門に行う鍼灸院がまだ少ない時代でした。
「着床鍼」という名称は、私が自分の治療を説明するために考えたものです。
商標登録を検討したこともありましたが、結局、登録しませんでした。
自分だけの言葉にするより、みんなが使って、不妊鍼灸が広がればそれでよいと思ったからです。
今では「着床鍼」という言葉を見かけるようになりました。
私にとっては、長年の臨床で見つけた身体の反応と、その治療の考え方を表す言葉です。
SEKIMURA鍼灸院が大切にしていること
受精卵だけでなく、移植を受ける患者さんの身体にも目を向ける。
それが、私の不妊鍼灸の基本です。
SEKIMURA鍼灸院「執筆:SEKIMURA鍼灸院 院長」
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


