影のアートを見に行く理由:空間認知が“目と体”を整える
影のアートを見に行く理由:空間認知が“目と体”を整える
【個展開催のお知らせ】
ダンボール影アート®の世界
本日より、前売りチケットの販売を開始しました。
光ではなく、影が主役のアート体験を。
是非、会場で体感ください。 pic.twitter.com/P3ZwXHo5I4— Kuronushi(黒主) (@kuronushi_) December 21, 2025
最近、「行きたい」と思った展示がありました。
Kuronushi(黒主)さんの、影を使った作品です。
作品そのものはダンボールなどの立体でできているのに、暗い空間で光が当たると、壁や床に出る“影”がまったく別の形として現れます。しかも角度や距離、見る位置が少し変わるだけで、見え方がどんどん変わる。
影の作品
影のアートは、写真で見た瞬間に理解しきれません。
現地で体験すると、頭の中で次のことが起きます。
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立体(実物)と、平面(影)を行き来する
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“どこに光源があるか”を推理して、空間を組み立てる
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距離・角度・向きが、意味を変えるのを体で理解する
つまり、見ているようで「考えている」。
考えているようで「体が動いている」。
これが、空間認知(空間認識)のトレーニングに近い動きです。
「空間認知」って、日常でどんな場面に効く?
空間認知は、ざっくり言うと
位置・距離・向き・深さ・左右差を、頭の中で立体的に扱う力です。
日常だと、こんな場面で差が出ます。
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初めての場所で迷いにくい
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混雑した道でもぶつかりにくい
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鞄や荷物を持ったときに体が崩れにくい
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スポーツやダンスで「型」が安定しやすい
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姿勢や呼吸の修正が早い(自分のズレに気づける)
影の作品は、この力を“面白い形で”刺激してくれます。
施術に近いところがある
当院でよく話すのは、「その場で緩む」よりも、戻りにくい条件を作ることです。
その条件の一つが「自分で気づけること」です。
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右肩が上がっている
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骨盤が左に逃げている
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息が浅い
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片足だけ外に体重が逃げている
こういう“自分のクセ”に気づける人は、戻りにくくなります。
影の作品は、まさに「気づく練習」になっている。
だから、アート体験が施術とつながるんです。
行きたい場所に行くのは、良いセルフケアになる
「ここ行きたい」は、気分の問題に見えます。
でも実際は、目と体と頭をまとめて動かす、かなり良い時間です。
黒主さんの影の作品は、
空間を読む/位置を変えて確かめる/見え方の変化に気づく
この一連が、自然に起きるタイプの展示だと思います。
行けるタイミングがあれば、行ってみたい。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師

