妊活は「方法」より先に、“身体が変わる条件”を作れるかどうかなのでは。
妊活は「方法」より先に、“身体が変わる条件”を作れるかどうかなのでは。
妊活は、排卵誘発の方法が増えた分、選択肢が広がりました。
ただ、私が大事だと思うのは
1番は「身体を変化させられるかどうか」
言い換えると、自然治癒力(回復力)を発揮しやすい状態を作れるかどうかです。
そして、2番目は「知識」です。
誘発法は増えました。でも「合う・合わない」があります
排卵誘発にはいろいろな方法があります。
大事なのは「どれが正解か」ではなく、その人に合う方法を選べるかです。
さらに現実的には、同じ方法でも毎周期条件が変わります。
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今周期の卵胞数
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育ち方(反応)
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ホルモンの動き
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体調・体質
この組み合わせを見ながら、その周期に合わせた選び方ができるかがポイントになります。
「知識」は、患者さんの武器になります
妊活は医師に任せるもの、という前提は大事です。
ただ実際には、患者さん側にも知識があると、
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質問が具体的になる
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選択肢の比較ができる
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進め方の納得感が増える
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無駄に遠回りしにくい
というメリットがあります。
「知識をつける=医師に逆らう」ではありません。
納得して前に進むための道具です。
薬だけでなく、生活を変えたほうが早いケースもあります
薬や医療は中心です。
ただ、体調の土台が崩れていると、治療を重ねるほど消耗が増える方もいます。
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ストレスに弱い
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胃腸が弱い
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体が常に緊張している
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冷えが強い
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疲れが抜けない
- 免疫のバランスが崩れやすい
このあたりは、生活側の調整で変えられる余地があります。
だからこそ、必要な場合は「学んで実践する」ことが効きます。
20代は“原因を見つけて整える”で前に進めることが多い
20代であれば、原因を調べて整えていけば前に進めるケースが多いです。
たとえば、
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卵管の詰まり
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筋腫
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内膜症などの炎症
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免疫・抗体など
こうした項目は、必要に応じて検査で確認し、対処できる可能性があります。
ただ、困ったことに
「そもそもその検査があることを知らない」
「医療機関側でも深掘りしないまま時間が過ぎる」
ということが起きてしまう場合もあります。
結果として、気づいたときには時間だけが経っていた――となるのが一番もったいないです。
だから、一度ここで話しましょう
いろいろな話から、今の状況を整理し、
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何を優先して医療機関で確認すべきか
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どの選択肢が現実的か
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生活側で何を変えると効果が出やすいか
を一緒にまとめます。
当院では、医療の代替ではなく、治療を支える「体づくりの補助」として、状態に合わせた鍼灸も行っています。
「何から手をつければいいか分からない」段階でも大丈夫です。
この妊活コラムの執筆者
関村 順一SEKIMURA JUNICHI
院長 鍼・灸・あマ指師


